繰り返す発熱は服薬が原因だったかも

繰り返す発熱の原因について、発熱外来を受診したところほぼ確定しました。

繰り返す発熱に悩まされている方のご参考になれば幸いです。

経緯(発熱~受診)

2年近く37.5~38.5℃の発熱を繰り返して、内科的・外科的検査を実施しても熱源の特定ができていませんでした。また、発熱以外に症状はないという状態でした。このような特徴から、自身は原因不明の病気「筋痛性脳髄炎/慢性疲労症候群」なのではないかと考えていました。

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筋痛性脳脊髄炎の患者団体のHPに、診察可能な医療機関のリストが掲載されていました。住んでいる都道府県に近い医療機関の門を叩こうとしましたが、予約が半年待ちだったり、なんとなく治療方針が合わなさそうだったり、自宅から自力で通える範囲でなかったりといった理由で受診には至りませんでした。

そこで、診断を下すことよりも目下の発熱をコントロールすることに目的をシフトしまし、「〇〇(住んでいる都道府県) 発熱外来」と検索し、自治体が管理している発熱外来一覧に掲載されているHPを確認し、自身の発熱を最も解決してくれそうな医療機関を受診することに決めました。

発熱外来といっても、高血圧が合併している場合や気管支に違和感がある場合などで先生の得意・不得意も変わってくるので、HPをくまなく確認するのをお勧めします。

血液検査の結果、EBウイルスが活性化していた

血液検査を得意とする先生が在籍されている発熱外来を受診したところ、EBウイルスの値が閾値を超えていました。

EBウイルスというのはほとんどの日本人が保有する大腸のウイルスなのだそうですが、この値が正常値を超えていました。免疫力が低下していると、ウイルスの数が増加するそうです。

私の場合、免疫力の低下は亜鉛と乳酸菌が不足している状態を指していました。

処方された亜鉛、乳酸菌を摂取したところ発熱の頻度がかなり減り、横臥していないとつらい状態から解放されました。ちなみに血液検査のタイミングで胸部エコーもとったのですが、「心肺機能が75歳くらい」と言われるほどでした。75歳、脚がめちゃむくみます。

されど発熱は続く

免疫力は回復しつつあり、適度な食事と運動が摂れるようになりましたが、まだ週1,2回の頻度で発熱は継続しています。

この原因は発熱外来の先生いわく、ADHDの治療薬であるコンサータにあるようです。

コンサータ代謝を促す成分が含まれているため、どうしても服薬すると発熱しやすくなるんだとか。これを聞いて減薬するよう調整しています。


今後の対応方法は以下の2パターンです。

コンサータは服薬せず、代替薬で対処する

コンサータは服薬し、発熱は受け入れる

 

①が理想的なのですが、コンサータを服薬していても傾眠・過眠があるのでうまくいくかどうか…眠気については無水カフェインを服薬してもいいのですが、保険適用のものでないと不安があり、なかなか切り出せていません。

 

結論

繰り返す発熱は服薬が原因の可能性があるので、血液検査が得意な発熱外来の受診をお勧めします。減薬の調整は現実的な選択肢を絞り出して検証していきましょう。