第二新卒で日立製作所に入社しました

2020年7月1日をもって日立製作所の社員に任用されました。

まだまだ研修は続きますが、試用期間が終わって正式に部署へ配属されたので転職から入社後研修までの記録を残しておきます。

 

※毎度の事ながらもうちょっと耳障りがいいことを書けばいいのに…と自分自身でも思うのですが、このブログは日記以上のものではなく、感じたことをそのまま書くようにしています。コンテンツとして面白みやまとまりに欠けているかもしれませんが、それが私の人生です。ご承知おきください。

 

コロナ禍の元、各社の対応をニュースで見ない日はないほどではありますが、日立製作所在宅勤務を標準としたり、幸福度を測定するデバイスを提供する子会社を設立したりと働き方について、大きく舵を切っています。


ascii.jp

正直ウェアラブルバイスを導入する必要はないと思いますが、日立製作所の研修制度やフォロー体制はとても充実しており、取り入れるといいポイントがいくつもあると思っています。

このエントリでは自分自身が第二新卒で未経験からエンジニアになった経緯と、入社後どういった研修を受けてきたか、今後どうしていくのかについて書き示していきます。

「未経験だけどエンジニアとして転職したいな」と思っている方や「リモートワークで人間関係を構築できてない…」と不安な方はこのエントリが参考になるかもしれません。

もっとハウツーとして再現性のあることを書ければいいのですが、いかんせん自分語りが多くなってしまっています。そのあたりは大らかな目で見ていただければ幸いです。

 

 

 

 

転職編

文系未経験からのエンジニア転職

まずは転職に至った経緯について。

私は「大阪が好き」「IT企業で働きたい」という思いがあったので、新卒では大阪本社のIT企業に入社し、営業やリサーチ系の部署を経験しました。

自社製品として法人向けにクラウドサービスを提供していましたが、端的にいえば事業がうまくいっていませんでした。同分野では外資系の勢力が強く、大口顧客のリプレイスを誰も止めることができませんでした。

研究開発分野では市場の大きさや伸び代に基づいた投資ができておらず、セールス部門では顧客の要望を優先するあまり、必要以上のサービスを提供してしまう傾向にありました。

また私自身の業務が収益性の低い単純作業に固定化されてしまい、「やりがい」がなければ将来の展望もない、という割と最悪な状態に陥っていました。

社員は疲弊していき、優秀な人が辞めていきます。そして自分に単調な作業が集まってきます。プライベートでもちょっとした軋轢が生じており、心身ともに疲れ切っていました。しかしながら当時の私は感覚が麻痺しており、疲れを自覚できない状態になっていました。

そんな中、転機はある日突然訪れました。

深夜に突然咳が止まらなくなり、そのまま呼吸困難に…

 

当たり前のことですが、呼吸ができないと死にます。

「これはガチで死ぬやつ!」と思って救急車を呼びました。そして、そのまま入院。どうやら気管支がひどく炎症を起こしていたそうです。幸いにして後遺症もなく退院できました。そんなことがあったので「人生をどうにかしなければ…」と腹を括り、転職活動を始めました。

 

「手に職をつけたい」という希望があったので、エンジニアとしての就業を目指しました。当時の私には腕っ節一本でご飯を食べている(ように見える)エンジニアはとてもまぶしく思えたのです。

とはいえプログラミングの勉強を始めようにも、どこから手をつければいいのかわかりません。自腹を切ってスクールに通うことも検討しましたが、当時の先輩が「あれなら本買った方がいいよ」と言ってそれもそうかと思ったり。

また職業訓練校の見学にも行きましたが、自分の見学したところはProgateや市販のテキストで自習するスタイルでした。これなら自習するより未経験でポテンシャル採用してもらった方がいいと判断し、転職サイトで未経験者採用の求人を探しました。

特に条件としては

  • 3ヶ月程度の研修を実施している
  • 未経験者が現場で活躍している
  • 案件数が一定で、お得意様がいる(事業が安定している)

というもので会社を探し、片っ端から応募しました。30社ほど応募して、5社ほど面接、そして2月に日立製作所から内定をいただきました。

 

ちなみに10月ごろから転職サイトに登録していたのですが、12月になると転職案件の掲載数が増え、また個別で届くオファーの質も上がりました。

この期間中に私が何かスキルを獲得した訳ではないので、背景を察するにおそらく企業が人事計画を立てて採用活動に本腰を入れるのは12月くらいからなのでしょう。

転職活動を視野に入れている方は少し頭に入れておいてもいいかもしれません。

 

面接では、第二新卒ということもあってか業務経験については深掘りされませんでした。ポテンシャルを見極める、という趣旨があったのかもしれません。自分が力を入れたことこれらかやりたいことについて話す機会をいただけました。

 

自分が採用された理由はぶっちゃけよくわかりませんが、

  • 面接官の目をちゃんと見る
  • 志望理由をはっきりさせる
  • 質問にちゃんと答える


といった基本的なことをやりました。どの面接も同じくらいの熱量で臨みましたが、不採用のこともあったので、そうした面接では単純に求めている人材と自分の経験や志向性がマッチしなかったんだと思います。

日立製作所の面接は二度実施され、特に現場のお偉い方と面接する際には大学時代と社会人での経験で力を入れたことについて話す機会をいただきました。

個人的に大学時代のエピソード*1が面接官に刺さったんじゃないかと思うのですが、これを人に話したら「そこは別に評価されるポイントじゃないと思う」と言われてしまいました…なので何を見られていたのかはよくわかりません。「あみだくじで決めました」って言われても納得しちゃいます。

入社編

入社してからチャットで自己紹介する機会がありました。

ここで驚いたのですが、同期は情報系(少なくとも理系)の出身者、SEの経験者がほとんどのようでした。

同期の頭の良さや吸収力に若干落ち込みつつも、自分は初めから頭の良さで勝負するつもりはなかったのでチームビルディングの面でメンバーの役に立とうと思いました。

具体的には

  • 元気に挨拶する
  • 不明点を質問して、共有した方が良さそうなことはグループLINEに投下する
  • 提出物の締め切り前にリマインドする

といったところです。どれも当たり前のことですが、意外とやってない人が多かったので…。

特に技術研修の内容について質問をする際は

講師の方に自分で調べたことを共有する(参考元のリンクを貼り付ける)

自分が行った行動(入力内容)とエラーログ(出力結果)を記載するという点に気をつけました。

 

こんなことをしていると、知らないうちに「めっちゃ質問してる人」「質問の仕方が上手い人」として同期に認知されるようになりました。やったね。

 

 

研修編

どんな研修をやっているのか

 

部署や職種によっていくつかコースが別れています。

私の場合は第二新卒、SE職、未経験という条件なので基本的なビジネスマナーの研修は省略され、*2技術系の研修をがっつりやる感じでした。

内容としては、

などなど盛りだくさん。

特にJavaのテキストが市販の教材よりもわかりやすくてびっくりしました…。ウェアラブルバイスよりJavaのテキストを売った方がいいのでは。

研修に割り当てられた期間に対して学ぶ量が多かったので大変でしたが、頑張ったらギリギリ到達できる目標が設定されていたのでなんとか頑張れました。

ほとんどの研修で受講前と受講後にテストがあるのですが、どれもちょうど及第点で合格するギリギリっぷり。これでも終業後や休日を使って勉強してはいたので、本当に研修難易度の設計が絶妙なのだと思います。

 

またコミュニケーション面でも先輩方から支援していただきました。

入社してから3回しか出社していないので「本当に私は入社しているのか…?」と不安になることもありましたが、人事と個別で面談する機会を設けていただいたり、個別チャットで励ましのお言葉をいただいたりとメンタル面で大いに助けていただきました。

特に人事の方から「困った時はとりあえず連絡してください」とお声がけいただき、とても頼もしかったです。部門や部署名もよくわからない中で相談先がしっかりわかるというだけでも心理的安全性が確保できると思います。

また配属の希望を出す際に部署を紹介いただく機会があったのですが、その際に先輩方とオンライン座談会が開催されたのもよかったです。それぞれの部署でどんなプロジェクトがあるのか、どんな経験が積めるのかを知ることができました。個人的に、講義形式よりも座談会形式の方が距離を縮められる気がします。

 

 

実務編

部署に配属されてからもまだまだ研修は続き、本格的に現場に入るのは来年以降、という見通しです。部署としては公共事業を手がけるところで、業務内容としてはクラウド化を推進していくことになりそうです。

「市場の伸びしろがある部署に行きたい!」「資格の取得支援が充実しているところがいい!」「オンプレミスだと自己学習がしにくそうだから、できれば汎用クラウドを触りたい!」という希望にマッチする部署に進むことができて、とても嬉しいです。

 

現場に入るまでは社内教育が続きます。

JavaCOBOLの学習を続け、ソフトウェアを作り、コンピューターサイエンスに関する論文を書きます。これまた盛りだくさんですが、頑張ります。

また実務で必要になりそうなので、自己学習としてAWSの勉強を進めている最中です。今年中にAWS Solution Associateをとりたいなーと思ってます。(公共分野でのクラウドAWSが優勢なので)

 

そんな感じでしょうか。

大変なこともありますが、毎日新しいことを学べる環境でとても楽しく過ごしています(ようやくこのブログに明るい話題を書くことができて、とても嬉しいです)。

 

またなにか嬉しい報告ができればと思いますので、どうか応援してください!

 

 

 

*1:学生時代に60人規模の学生団体をまとめた経験があったので、工夫した点をアピールしました。相手にとってのメリットを説明するとか、メールだけでやりとりするんじゃなくて1対1で話すとか、手順を文書化して後継をしやすくするとか…SIerだとこういうの好かれそうだと思いました。

*2:会計の研修は割とがっつりやりました。提案活動や原価計算に必要な知識をある程度体系的に学べたと思います。