「キラークエスチョン」で距離を縮める

サッカーでゴールに直結する「キラーパス」があるように、会話でも相手の心を鷲掴みにする「キラークエスチョン」なるものがあるらしい。

 

私自身、転職してからはずっと在宅勤務が続いていて、なかなか人と話す機会がない。限られた機会の中でいかに自分のことを覚えてもらうか、そして相手のことを知るのかはとても大切だ。

キラークエスチョンを使って、なんとか相手との距離を縮めれたらいいな、と思う。

 

ここで紹介する質問はすごく即効性があって、

自分でも質問の答えを考えると、とても楽しい気分になる。

ぜひ自分でも答えを考えてみて欲しい。

 

「今までに言われて一番嬉しかった一言は?」

どんな人にでも、人生で「これは良かったな」と思える瞬間があるはずだ。

そんな瞬間をときどき噛み締めているか、すっかり忘れているかはその人次第だけど、このタイプの質問をされて悪い気になる人はいないだろう。

ぜひ、そのときのことを教えてもらって、その体験を共有しよう。

「今までの人生で最高だった瞬間は?」というのもいい。

 

私の場合、これまで言われて一番嬉しかったのは「好き」だと思う。

 

単純に好意を表明されるのが嬉しい。

自分の行動は全て「人から好かれるため」にやっているんじゃないか、とさえ思う。

勉強も家事も本当はどうでもよくて、人から褒められたい、人から好かれたいって気持ちでやっている(この文章だって、きっと褒められたいから書いている)。

もちろん何かを身につけたり、向上させること自体も楽しい。

だけど根本的には、私は人から承認されたくて、価値を認めてもらいたくて行動しているような気がする。

自信は自分の経験から生まれるものであるけど、他人のなにげない言葉がくれることもある。それと同じで、自分の良さは自分で決めつけてもいいのだ。

これまでの人生を振り返ってみると、自分自身に対して「価値が欠落している感じ」があった。漠然とした言葉でしか表現できないけど、この感覚はすごく怖い。今はこの感覚を埋めるために、あらゆる行動を取っている。「好き」という言葉はそんな私の清涼剤だ。

 

「人生で出会った、いちばん魅力的な人は誰ですか?」

好きな人について語る人をみるとき、より伝わるのは「好きな人のこと」ではなく「誰かの良さを伝えようと、一生懸命になっているその人自身」だったりする。

それは、相手に共感やつながりを求める行為でもあるのだ。

つまり、相手が好きな人のことを語っている時ほど、心を通じあわせやすいタイミングはないということである。

 

この質問も価値観の根本的なところに直結する。

つくづく、好きな人の話は世代を超えて盛り上がるよなぁ、と思う。。

omocoro.jp

この記事なんかは好きなヒロインの「キャラ属性」を語っているのだけど、個人の趣味が全開で、すごくニヤニヤして読んでしまった。

「どんな人が好きか」だとちょっと話にくいから、「どんな属性が好きか」って話にシフトするといいのかもしれない。魅力の要素を分解する感じ。

 

 

個人的には「教えてくれる人」が好きだなあと思う。

 

これまで出会った「いちばん魅力的な人」は浪人時代の恩師かなぁ。

職人っぽくて、信念があって、困った時に助けてくれる人でした。

 

「恩師みたいな立派な人間にはなれてないなぁ…」って気持ちが強くて、本人にはぜんぜん会えてないんですけどね。

帰省した時にこっそり塾の前を通ったらちゃんと看板が残ってて、教室にも灯りがともってたから安心した。

 

職場でも使える「キラークエスチョン」

ここで紹介した質問はわりとプライベートに踏み込んでいるものなので、使えるとしたらカジュアルなお酒の席で同期と話す時かなぁ、と思います。

「休日は何やってるの?」「出身はどこなの?」といった業務に関係ないことも話せる間柄の人じゃないと使うのがちょっと怖いです。

(人との距離は縮めたいけど、セクハラとか言われたら困るしね…)

こちらの本では紹介したもの以外の、職場での雑談にも使えそうな質問も収録されています。興味があったら、手にとって読んで見てください。