魔法使いに向いてる

「終わらない日常」 を超える処方箋

自然言語関係の本を読む

自然言語処理の方面に興味があるので、よさげな本を読んでいる。

自然言語というのは人間が使っている言葉の総称で、テクストや声なんかも含まれる。

それをコンピューターにどうやって認識させたり、分析させたりしようか、といった事が学問上の課題だ。

自然言語処理を学ぶ推薦書籍 - 首都大学東京 自然言語処理研究室(小町研)

ここで紹介されている以下の二冊をまず読んでいる。

 

自然言語処理の基本と技術 (仕組みが見えるゼロからわかる)

自然言語処理の基本と技術 (仕組みが見えるゼロからわかる)

 

 

自然言語処理の基礎

自然言語処理の基礎

 

この二冊は「自然言語処理って何ができるの?」という漠然とした問いにきちんと答えてくれた。ただ「どうやったらできるの?」という更なる問に対する答えは用意されていないので注意。個人的には文献リストがもっと充実しているとよかった。

読んでいると、自然言語処理のほとんどが機械学習によって行われているとのこと。

自然言語処理では意味の処理が問題となっていると聞いて、もっと意味論の知見を使っているのだと思っていた。

自然言語処理の分野に進むなら、勉強すべき内容は山積みだ。

 

岩波講座 言語の科学〈1〉言語の科学入門

岩波講座 言語の科学〈1〉言語の科学入門

 

 あとこの岩波講座「言語の科学」第一巻で科学的に言語をどのように扱ているのか、という全体像が提示してある。言語への情報科学的アプローチについて詳しく述べてあって非常によい本。

なぜ意味論の知見が情報科学にはそこまで反映されていないのか、という疑問に答えてくれた。たとえば関連性理論を何等かの数式で表そうとした場合、処理コストをどのように表示するのか、という問題が出てくるそうな。

(ただこの問題は或る程度解消されているような。内海先生がアイロニーの研究で関連性理論を数式に表していた)

この続刊で第8巻では言語の数理、第9巻では言語情報処理というタイトルになっているので、ここも併せて読んでみようと思う。

 

それと見切り発車で線形代数学をかじりつつある。

自分の進路として、割と自然言語処理関係の分野への進学が濃厚になってきている。

その旨をひとまず母に伝えた。来週には言語の数理、言語情報処理を読了しておきたい。