魔法使いに向いてる

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読書の二つの目的

読書には2種類ある 本を読む目的は二種類ある。 一つは情報収集のため。もう一つは楽しみのため。 私はどちらにせよ、本を読むのが大好きだ。 情報収集としての読書 今年に入ってから二度、後輩に「どうやって勉強したんですか」と聞かれた。 一度目はゼミ…

ユーモア欠乏症に即効性のあるネタ本を紹介する

前回こんなエントリーを書いた。 lyrisist-lily.hatenablog.com 社会科学系(人文寄り)をやりたい人の役に立てれたらいいと思って書いてみました。 誰かに向けて書く、というのはすごく気持ちいいことだと気付いたので、 今回は書籍紹介の第二弾。 雑談ネタ…

岡真理『記憶/物語』:語り得ない出来事を語ろうとすること

【岡真理『記憶/物語』】 アフリカで子供が飢えて死んでいるとき、文学は無力であるとかつてサルトルは言った。彼は文学を文学は無能である」と言った。 この本では、パレスチナ問題という〈出来事〉がパレスチナ人以外に忘却されている現実を指摘し、出来…

村上春樹『1973年のピンボール』:「それだけのことだ」で世界は回る

今週のお題「読書の夏」 何もかもが同じことの繰り返しに過ぎない、そんな気がした。限りのないデジャ・ヴュ、繰り返すたびに悪くなっていく。 村上春樹『1973年のピンボール』 (以下の引用文はすべて同じ著作による) 季節ごとに読み返したくなる小説があ…

もしもし、村上春樹さんですか

今週のお題「読書の夏」 村上春樹の小説やエッセイを読んだことはありますか?私は村上春樹のさらっとした文体が好きで、時々すごく読み返したくなります。最近『村上さんのところ』というエッセイが発売されましたね。このエッセイは読者の質問に対する村上…